人生ログ

育児のログとか考えたことをとりとめもなく。 ※個人の経過や結果のメモであり、ちゃんとした医療情報ではないので色々な責任はとれません

【妊娠中】不育症の判明

問題:不育症の判明

 
【!】閲覧注意 流産の経緯についての話があります
 2013年の出来事です 医療情報が古い可能性があります
 

 

25才、夏に一回目の妊娠。
婦人病の経験なし。
生理は予定日通りで来る体質なので、予定日から一週間経った段階で検査薬を使用。反応あり。
産婦人科を受診。胎嚢を確認しほぼ妊娠確定。次回受診時に心拍も確認。
その内つわりも始まる。出産できた二回目と比べるとやや軽めだった。
成長は標準よりやや遅め。
思い返すと色々立て込んでおり、また眠気が来ない状態にもなっていて睡眠が十分ではなかったと思う(妊婦にはよくあることだが)。
 
妊娠9週目、突然つわりが収まる。
数日後に鮮血まじりのピンク色の粘液を確認、すぐ病院に行くも心拍確認できず。
エコーで胎嚢が崩れ始めているのを確認。
繋留流産とのこと。
前回の検診の数日後に亡くなっていた。
 
すぐに掻爬(そうは)手術。
一回目の流産だったが先生が検査を勧めてくださり、染色体と私の血液検査をする。
(自然な流産もよくあるので、普通は二回目、三回目から勧められるらしいがたぶん先生の方針)
(流産回数が増えれば増えるほど次回の流産確率が跳ね上がることをすごく懸念されてらっしゃったので)
 
結果、胎児の染色体に異常なし。
ヘソの緒に詰まり(免疫の攻撃によるもの)あり。
私の血液検査は病気はなしだったが免疫抗体の数値が上がっていた。
数値を下げるためプレドニンとサイレイトウが処方される。
 
次回妊娠時は『水分をよくとること』(水を飲むのが苦手)、妊娠判明次第すぐに不育症対策薬を開始することを勧められる。
暫く通っていたが心が折れて通院を止める。
 
ほぼ一年後、決心がつき、二ヶ月ほどで妊娠が判明。
不育症対策は何策かあり、一番ライトな服薬(それでも8割の人は無事出産できる)を開始。
 
以降は生育も順調に進み、山場である三ヶ月目も突破。
三ヶ月目の平均サイズを越えてればとりあえず安心と言われた。
 
というのも、三ヶ月目くらいまでにヘソの緒が定着、母体にめり込んで太いパイプを作り、本格的に母体から栄養を吸い上げはじめる。
このヘソの緒の太いパイプが完成する前、細い血管の内に定着を拒む体の免疫細胞の攻撃を受けると、血管が詰まって栄養が届かなくなる。それをまず阻止すること。
そのために血液を固まりにくくする薬(よって、出血すると血が止まらない)、免疫を弱くする漢方(本来は妊娠後に自然と免疫が弱くなる)を飲む。
 
他、先生に言われたわけではなかったが、自主的に妊婦に良くないと言われているもの、血流を悪くするもの、一般に免疫が上がったりデトックス効果があると言われている食事は避けた。
カフェイン、ハトムギ茶や、バジルなどハーブ系。
気休めだがストレスでも血流が下がるのでリラックスを心掛けた。
あと夏でも靴下を履いた。義母から「足首を冷やさない方がいい」と聞いたので。
腹部の締め付けが、血流阻害の恐怖もあってわずらわしくなり、早々にマタニティーショーツやマタニティー服に切り替える。
骨盤なんたらベルト系も怖くて、本気で締め始めたのは産後。
 
胎動がものすごく早い段階で感じられるようになり、しゃっくりが多かったが、それでもとても安心した。
 
途中、4ヶ月辺りで胎盤の端が剥がれかけているということで絶対安静になる。
服薬で血が固まりにくくなっているので、胎盤が剥がれて出血すると危ない。
そもそもつわりで気持ち悪くて動けないこともあり、そのうちに剥がれも収まる。
 
その後は目立ったトラブルなし。
臨月になり、出産時に血が止まらないのは困るのでここで投薬終了。
ここまで来るとヘソの緒が詰まることもほぼないそうだ。いざとなったら産めばいい。
予定日三日前に陣痛が来て、出産。
ものすごい太いヘソの緒で心底ほっとしたのを覚えている。
現在、二歳目前。元気です。